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大江 千里(おおえ の ちさと、男性、生没年不詳)は、平安時代前期の学者・歌人。参議大江音人の子とわれるが、大江玉淵(音人の子)の子とする説もある。弟に大江千古がいる。子には維明・維繁がいる。官位は正五位下〔「大江氏系図」(『続群書類従』巻第176所収)〕・式部権大輔〔『句題和歌』〕。中古三十六歌仙の一人。 == 経歴 == 大学で学んだ儒者であるが、漢詩文はほとんど残っていない。中務少丞・兵部少丞・兵部大丞などを歴任しているが、詳細な官歴については不明である。宇多天皇の頃の歌合に参加、寛平6年(894年)宇多天皇の勅命により家集『句題和歌』(大江千里集)を撰集・献上している。また、菅原是善と「貞観格式」を撰している。歌は儒家風で『白氏文集(はくしもんじゅう)』の詩句を和歌によって表現しようとしたところに特徴がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大江千里 (歌人)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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